あいのんのオタク女子日和

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ホラー小説『ずうのめ人形』の書評・ブックレビュー

こんにちは!あいのんです。

 

今回はホラー小説『ずうのめ人形』の書評を書こうと思います。

 

 ずうのめ人形 著:澤村伊智

「ぼぎわんが、来る」と同じ作者さんです。

 

 Amazonさんの紹介文を引用

不審死を遂げたライターが遺した謎の原稿。オカルト雑誌で働く藤間は後輩の岩田からそれを託され、作中の都市伝説「ずうのめ人形」に心惹かれていく。

そんな中「早く原稿を読み終えてくれ」と催促してきた岩田が、変死体となって発見される。

その直後から、藤間の周辺に現れるようになった喪服の人形

一連の事件と原稿との関連を疑った藤間は、先輩ライターの野崎と彼の婚約者である霊能者・比嘉真琴に助けを求めるが―!?「BOOK」データベースより

 

 

 

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読んで思ったこと。※以下ネタバレ注意

 

私は元々、人形が出てくるホラーが大好きでタイトルを見た瞬間から興味を惹かれました。

 

『ぼぎわんが、来る』同様、表紙からもタイトルからも、不穏な雰囲気が漂っていますね。

 

ひらがなのインパクトって凄いなぁと改めて思いました。

 

この小説は、二人の視点が切り替わり次々に展開が進んでいきます。

 

先が読めない話で一体どうなるんだろう、とページをめくる手が止まりませんでした。

 

怪異に関しては少しずつ近づいてきて、金縛りになって…正直よくある登場の仕方ですが、

 

・時間制限があることで生じる緊迫感

 

・怪異をとりまく人間模様

 

・生き残ろうと、原因を追求しようとして、主人公達が奔放する姿

 

・怪異も怖いが人も怖かった

 

という所が楽しめるポイントでした。

 

怖いかどうかで言うと、けっこう怖いと思います。

 

人から人に呪いが伝染していくという設定なので、読んだ時に

「自分は大丈夫かな?呪われてないよね?!」という気持ちになりました。

 

読んだ日の夜は、影から「ずうのめ人形ちゃん」がこちらを見ていないか何度か確認したほどです。笑

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『ぼぎわんが来る』はオチに少し出来過ぎた感があって違和感を感じる所もありましたが、今作は爽快感を感じつつも最後の最後に不穏な空気を残して終わるのがとても良かったです。

 

色々な考察が出来る余地を残しているなぁと思いました。

 

『ずうのめ人形』は、映画化やドラマ化をしても絶対面白いと思います。

 

そして、ずうのめ人形には貞子や俊雄くんのようにジャパニーズホラーのアイコンになれるようなキャラクター性があると思います。

 

ホラー好きで人形好きからすると「かわいい」を感じてしまいました。

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貞子のようにリビングデッドドールズとコラボして、お人形が発売されたら絶対買いたいな~なんて考えてたり。

 

 お人形が出てくるホラー作品がもっと増えたら嬉しいです。

 


ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)